月刊通信(2018.6月号)

6月は、まず先月から取り組んできたミニプロジェクトをまとめ、ゼミで最終発表を行いました。次に、電気関係学会東北支部連合大会(201896-7日、岩手大学)での学会発表をめざして、研究テーマ決めをグループとして行い、研究をスタートさせました。有川先生の元学生で、現在、東京大学空間情報科学研究センター客員研究員のSI Ruochen(司 若辰)さんが612-22日に当研究室を訪問し、ゼミでは地図アプリに関する研究発表を英語で発表していただき、研究討議を行いました。また、iPhoneの地図アプリのプログラミング方法についても、数日かけた実習を通して丁寧に教授してもらいました。4年生で学会発表という少し無謀な挑戦になりますが、研究室みんなで頑張っていきます。

佐藤 蓮(4年次)

 

201865

  • 手形キャンパス 理工学部 5号館周辺の環境整備(掃除)
  • ミニプロジェクト(2期、入れ替え制)最終発表
    • 地図アプリチーム(2期):伊東、佐藤(千秋公園の地図アプリ作成)
    • Eye Trackerチーム(2期):田山、鴇田(黙読と音読の違いに対する視線行動解析)

 

2018612

  • SIさんが「紙のイラスト地図をスマホアプリで利用可能にする枠組み」の研究発表を行った。

グループ研究テーマの決定

(1グループ2名で、1グループごとに2つの研究テーマを持つことになりました。卒業研究を個々でおこなうのではなく、小グループで行う新しい試みの教育研究実験です。)

  • (1a)主:伊東、副:佐藤、「ARマーカーに関する研究」(※1)
  • (1b)主:佐藤、副:伊東、「Eye Trackerを使った研究」
  • (2a)主:田山、副:鴇田、「AIスピーカーを対象とする研究」
  • (2b)主:鴇田、副:田山、「ジオフェンスに関する研究」(※2)

※1:ARとは、拡張現実感を意味します。

※2:ジオフェンスとは現実世界のある領域を設定し、GPS位置情報に基づき、スマホアプリの位置情報サービスを実現する枠組みです。

 

2018619

  • 東北支部連合大会の発表論文の内容に関する検討内容を報告しました。
  • 論文題目と内容に関して、大まかに決めた。田山君の主テーマ(AIスピーカー)では、すぐに研究論文として結果を出すことは難しいことが判明したため、「ジオフェンスに関する研究」を鴇田君と田山君のふたりで、1つの論文としてまとめる方針に変更しました。

 

2018627

  • 東北支部連合大会の論文(A4 1ページ)の投稿締切日
  • 以下の題目で発表申し込みを無事終えることができました。4名全員、情報処理学会学生会員に入会しました。
  1. 伊東:「光学空間センサーを用いた高精度位置情報サービスの試み」
  2. 佐藤:「視線によるグラフィックスデザイン投票システムの試み」
  3. 田山:「GPS連動オーディオツアーのサービス操作のためのウォーキング言語」
  4. 鴇田:「点型ジオフェンスの定式化と実装による検討」