月間通信(2024.10月号)

しぶとく我々を炎天下に晒し続けた残暑も身を引き、澄んだ秋空が気持ちの良い時節になりました。

夏と秋による一部の隙もない巧みなバトンタッチにより、急激な気温変動を味わった私の身体は風邪に倒れ、休暇明け早々出端を挫かれてしまったところです。

 さて、10月には衆議院議員総選挙があります。

石破氏が内閣総理大臣に就任して以降初となる選挙ですが、皆様の支持する政治家は一体どなたでありましょうか。

私は住民票が実家にあるため、投票するためには「不在者投票」の手続きを踏む必要があるのですが、これが少々面倒くさくやめにしました。

こんな体たらくのくせして日本の科学研究を強く振興してくれるような人が当選すれば良いなとか一丁前に国の未来を憂いたり。ついでに私の奨学金も教育支援うんぬんかんぬんで全額チャラにしてくれないだろうかとか思ったり。都合の良いことこの上なし。

 そもそも日本の将来を考える前に私は自身の将来のことを考えなくてはいけません。直近で言えば卒論です。

現実と向き合おうとしない逃避者ほど勇んで他人を叱責しようとします。まさしく私です。

これ以上逃避者に甘んじぬよう、腰を据えて研究に耽ろうと思います。皆様も程よく現実から目を逸らし、程よく現実と向き合いましょう。

健闘を祈っております。

                                        (B4  江口 颯)

 

すっかり秋の気配が深まってまいりました。肌寒さを感じる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 さて、いよいよ卒業研究が本格化し、12月からは論文執筆に取り組まなければなりません。

現在、私は研究室で開発しているアプリをどのように普及させるかについて検討し、ヒアリングや実証実験を行っています。アプリの改善点や新たなアイデアが出てきた場合には、試行錯誤しながら機能を追加し、実装に取り組んでいます。

 また、卒業研究と並行して、秋田イノベーションプログラムにも参加しており、11月には中間発表、12月にはビジネスピッチコンテストに出場する予定です。短期間でしっかりと学びを深め、全力で取り組んでいきたいと考えています。

研究の最終的な方向性はまだ見えていませんが、一つ一つ成果を積み重ね、論文に繋げられるよう努力してまいります。

                                      (B4 谷本 健太)